こんにちは、私です。
SoundPeats(サウンドピーツ)からイヤーカフ型のオープンイヤーイヤホンCC(シーシー)が登場。
イヤーカフの形をそのまま表した「CC」という名前がおもしろい。
イヤーカフ型のオープンイヤーイヤホンは2024年のワイヤレスイヤホンの1つのトレンドになっていたから、年末の締めくくりとしてCCをレビューしていく。
SoundPeats CCの外観・付属品
CCの外観と付属品を見ていこう。
レビュー品:CC(ブラック)
SoundPeats CCの外観
イヤホン本体
CCはイヤーカフ型のオープンイヤーイヤホン。
外側はブラックシルバーになっていて、光に当てるとキラッと光る。
フック部分と内側はシリコン素材になっており、柔軟に稼働するし肌ざわりもいい。
充電ケース
CCの充電ケースはイヤホン本体と同じくブラックシルバーになっている。正面にはLEDインジケータが付いている。
背面はUSB-C充電ポートと「SoundPeats」のロゴが書かれている。
ケースにイヤホンを収納するとこんな感じ。
SoundPeats CCの付属品
CCの付属品は以下の通り。
- イヤホン本体
- 充電ケース
- USB-Cケーブル
- 取扱説明書
- アプリガイド
- Peats君ステッカー
余談だけど、CCの箱には「Pearclip Pro」と書かれていた。途中で製品名が変わったのか?Anker製品とかでもたまにあるよね。
SoundPeats CCのスペック一覧
CCのスペックは以下の通り。
イヤホン | CC | Breezy |
---|---|---|
発売日 | 2024/11/25 | 2024/10/14 |
価格 | 7,280円 | 6,680円 |
カラバリ | ブラック | ブラック |
形状 | オープンイヤー 左右独立×イヤーカフ型 | オープンイヤー 左右独立×耳掛け型 |
ドライバー | 12mmダイナミック | 12mmダイナミック |
サイズ | 31.3×14.7×29.1 (ケース込み) | 82.6×54.1×27.4 (ケース込み) |
重さ | 約5g (イヤホン×1) | 約8.4g (イヤホン×1) |
防水規格 | IPX5 | IPX4 |
Bluetooth | 5.4 | 5.4 |
マルチポイント | あり | あり |
プロファイル | HFP,AVRCP,A2DP | A2DP 1.4,AVRCP 1.6.2,HFP 1.8,SPP 1.2.4,GATT |
コーデック | AAC,SBC | AAC,SBC |
再生時間 | 約24時間 (充電ケース併用) | 約35時間 (充電ケース併用) |
充電時間 | 32分 | 約2時間 |
充電ポート | USB-C | USB-C |
ワイヤレス充電 | なし | なし |
同梱物 | イヤホン本体 充電ケース USB-Cケーブル 取扱説明書 アプリガイド Peats君ステッカー | イヤホン本体 充電ケース USB-Cケーブル 取扱説明書 アプリガイド Peats君ステッカー |
SoundPeats CCの実機レビュー
- 2024年はイヤーカフ型オープンイヤーイヤホン元年
- SoundPeats CCは1万円以下で安い
- 〇光沢のあるデザインでかっこいい
- 〇シリコンで肌触りが柔らかめ
- ◎低音強めで迫力あり
- 〇音漏れは小さい
- 〇左右の区別がないからストレスなし
- 〇接続が早くてストレスなし
- 〇マルチポイントも問題なく使える
- 〇SoundPeatsアプリに対応でカスタマイズ性が豊富
- △充電ポートが背面にあるせいで充電しにくい
2024年はイヤーカフ型オープンイヤーイヤホン元年
製品 | 発売日 |
---|---|
Bose Ultra Open EarBuds | 2024/3/5 |
HUAWEI FreeClip | 2024/5/15 |
Anker soundcore C40i | 2024/11/7 |
Victor HA-NP1T | 2024/11/21 |
SoundPeats CC | 2024/11/25 |
振り返ってみると2024年はイヤーカフ型オープンイヤーイヤホン元年だった。
年初にHUAWEIからFreeClip(フリークリップ)がクラウドファンディングに登場以降、各メーカーから続々とイヤーカフ型オープンイヤーイヤホンが発売された。
2024年以前からAmbie(アンビー)というイヤーカフ型オープンイヤーイヤホンがあるにはあった。
Ambieがイヤーカフ型オープンイヤーイヤホンの「元祖」ではあるんだけど、ブームとまでは至っていなかったから2024年をイヤーカフ型オープンイヤーイヤホン元年としたい。
SoundPeats CCは1万円以下で安い
イヤーカフ型オープンイヤーイヤホン元年である2024年を締めくくる形で登場したのがSoundPeatsのCCだ。
その特徴は何といっても1万円以下という価格の安さ。
他のイヤーカフ型オープンイヤーイヤホンが軒並み1万円を超える中で1万円以下は破格と言える。
ということで次からはCCを実際に使ったレビューをしていく。
〇光沢のあるデザインでかっこいい
CCのイヤホン本体と充電ケースはブラックシルバーになっていて光沢がある。
個人的にはかなり好みなデザイン。
指紋が付きやすいから定期的に拭くのはマスト。
〇シリコンで肌触りが柔らかめ
イヤホン本体の外側はブラックシルバーのプラスチックなんだけど、内側の肌に接触する部分はシリコン素材になっていて肌ざわりが柔らかめ。
挟む力も絶妙で動いてもズレないけど、長時間使っていても痛くなりにくい。
◎低音強めで迫力あり
製品 | SoundPeats CC | HUAWEI FreeClip | Bose Ultra Open |
---|---|---|---|
音質 | 迫力 | 迫力 | 解像感 3Dオーディオ | 迫力
価格 | 7,280円 | 27,800円 | 33,600円 |
CCを使ってみて最も良かったのが「低音強めで迫力のある音質」。
1万円以下とは思えないくらい迫力のある音質で正直驚いた。
私の体感ではHUAWEI FreeClip(27,800円)と音質は互角で、Bose Ultra open EarBuds(33,600円)と比べると音の解像感が落ちるかなというところ。(Bose Ultra Open EarBudsはボーカルと楽器がそれぞれきれいに聞こえる感じ。)
とはいえCCだけ1万円を切ることを考えるとあまりにもコスパがいい。
〇音漏れは小さい
オープンイヤーイヤホンで気になるのが音漏れ。
CCも多少音漏れはするわけだけど全然許容範囲。むしろ安いから音漏れ防止性能は悪いんだろなと思っていた分、いい意味で期待を裏切られた。
図書館とか静かな場所で大音量で聞かない限りは大丈夫。
〇左右の区別がないからストレスなし
地味に嬉しいポイントがイヤホンに左右の区別がないこと。
つまり右に付けていたイヤホンを左に付け変えても使えるし、ケースに収納するときも左右を気にしなくていい。
右に付けていたイヤホンを充電ケースの左に収納した場合、イヤホンの左右が自動的に切り替わる。
細かいことだけどこれがふとしたストレスを軽減している。はず(笑)
〇接続が早くてストレスなし
地味に嬉しいポイント2つ目が接続が早いこと。
ケースのふたを開くとすぐに接続される。
〇マルチポイントも問題なく使える
今となっては1万円以下のワイヤレスイヤホンにも標準装備となったマルチポイント機能もしっかりと使える。
〇SoundPeatsアプリに対応でカスタマイズ性が豊富
CCはSoundPeatsの専用アプリに対応していて、イコライザーやタッチ操作のカスタムができる。
SoundPeatsアプリは最近改良されて使いやすくなったね。
△充電ポートが背面にあるせいで充電しにくい
CCに関してひとつだけ「どうしてこうなった…」という残念ポイントが「充電ポートが背面にあること」。
惜しい!惜しすぎる…!
ワイヤレスイヤホンの充電ポートは側面にあるべき。理由は自然に充電できるから。
背面に充電ポートがあると充電ケースを裏返した上で、差し込んだ充電ケーブルが垂直になってしまう。
まず充電ケースを裏返すという工程がひとつ増えるのが嫌だし、何より充電ケーブルが垂直に立っている絵面が悪すぎる。
充電ポートが背面ではなく側面にあったら100点満点だったけど、現状は90点といったところだろう。
まあ音質とかデザインが必要十分だから、これくらいは許容範囲と言えると思う。
まとめ:イヤーカフ型イヤホンデビューに最適すぎる
この記事ではSoundPeats(サウンドピーツ)のイヤーカフ型のオープンイヤーイヤホンCCをレビューした。
結論、初めてイヤーカフ型オープンイヤーイヤホンを買うならこれでいい。
充電ポートが背面にあるせいで充電しにくい点を除けば不満はない。イヤホンで重要なのは音質や装着感であって充電は本質ではない。充電中はどうせ寝てる。
「もっとファッション性のあるデザインがいい!」とか「オープンイヤーイヤホンでも音質を追及したい!」ということがなければCCでOK。
では、バイぜ。