SOUNDPEATSの定番ワイヤレスイヤホンCapsule3 Proを入手したからさっそくレビューしていく。
【結論】音はいい!若干時代遅れ
Capsule3 Proの音質は、高音や低音がやたらと主張してくることもなくバランスがとれていて聞きやすい。
ノイキャンもあるし、一応ハイレゾにも対応しているから「音」に関しては8,480円という価格を考えると申し分ない。
ただ若干時代遅れ。
というのも、最新の同価格帯のワイヤレスイヤホンにはマルチポイント機能が標準搭載されていることが多いんだけど、Capsule3 Proは非対応。
Capsule3 Pro以降に出たSOUNDPEATSのワイヤレスイヤホンにはマルチポイント機能が搭載されているのに…
Capsule3 Proの概要
レビューの前にCapsule3 Proの概要を簡単に解説する。
イヤホン | Capsule3 Pro |
---|---|
発売日 | 2022/12/16 |
価格 | 8,480円 |
カラバリ | ブラック ホワイト クリアブラック クリアホワイト |
形状 | カナル スティック型 |
ドライバー | 12mmダイナミック |
サイズ | 50.07×67.31×25.9mm (ケース込み) |
重さ | 約5g (イヤホン×1) |
約48g (ケース+イヤホン×2) | |
防水規格 | IPX4 |
Bluetooth | 5.3 |
ハイレゾ | 対応 |
ノイキャン | あり |
マルチポイント | なし |
プロファイル | HSP,HFP,A2DP,AVRCP |
コーデック | AAC,SBC,LDAC |
最大再生時間 | 約8時間 (イヤホン単体) |
約52時間 (充電ケース併用) | |
充電時間 | 約1時間 |
充電ポート | USB-C |
ワイヤレス充電 | なし |
Capsule3 Proの発売日・価格
Capsule3 Proの発売日は2022年12月26日。
価格は8,480円。
カラーバリエーション
カラーバリエーションはブラック、ホワイト、クリアブラック、クリアホワイトの4種類。
ブラック | |
ホワイト | |
クリアブラック | |
クリアホワイト |
SOUNDPEATSはどんなブランド?
SOUNDPEATSはイヤホン一筋のオーディオブランド。
「S」のロゴとパンダのキャラクターがトレードマーク。
とにかくコスパがいいのが特徴で、ハイエンドモデルでも1万円以下という驚きの安さ。
ちなみに私が初めてのバイト代で買ったイヤホンがSOUNDPEATS。
当時から安いのに音質が良くて2年以上使っていた。
SOUNDPEATSの他イヤホンとの違い
イヤホン | Capsule3 Pro | Air4 Pro | Air4 | Engine4 | GoFree2 |
---|---|---|---|---|---|
発売日 | 2022/12/16 | 2023/10/25 | 2023/7/7 | 2023/6/27 | 2023/11/22 |
価格 | 8,480円 | 8,480円 | 8,980円 | 8,480円 | 7,880円 |
カラバリ | ブラック ホワイト クリアブラック クリアホワイト | ブラック ホワイト ベージュ | マットブラック ホワイト | メタルブラック | ブラック |
形状 | カナル スティック型 | カナル スティック型 | インナーイヤー スティック型 | カナル 丸形 | オープンイヤー 耳掛け型 |
ハイレゾ | あり | なし | なし | あり | あり |
ノイキャン | あり | あり | なし | なし | なし |
マルチポイント | なし | あり | あり | あり | あり |
再生時間※ | 52時間 | 26時間 | 26時間 | 43時間 | 35時間 |
ワイヤレス充電 | なし | なし | なし | なし | なし |
防水性 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX4 |
SOUNDPEATSの他のワイヤレスイヤホンとの簡単な比較表を作った。
Capsule3 Proは同価格帯のSOUNDPEATS製ワイヤレスイヤホンと比べて最大再生時間が52時間と長いから充電回数を減らせる。
Air4 Proと比べるとマルチポイントがないのがデメリットだけど、ハイレゾ対応で音質はより期待できる。
Capsule3 Proの実機レビュー
ここからはCapsule3 Proを実際に使ってみたレビューをしていく。
クリアカラーがおしゃれ
今回私がゲットしたのがクリアブラックのCapsule3 Pro。
これを見て思い出したのがゲームキューブの透明コントローラ。肌ざわりも似ていてカービィのエアライドをやりまくっていたあの頃を思い出した。
SOUNDPEATSのワイヤレスイヤホンでクリアカラーがあるものはCapsule3 Proだけだから(2024年現在)、クリアカラーがいいならCapsule3 Proを選ぶべし。
充電ケースの外観
充電ケースの外観はこんな感じ。
底にはUSB-Cポートとリセットボタン。ふたの開閉駆動部は「SOUNDPEATS」の文字でシルバーの差し色が入っている。
かっこいいな。
イヤホンの外観
Capsule3 Proはカナル×スティック型のワイヤレスイヤホン。
シリコンなどのイヤーピースを取り付けて使うタイプのイヤホン。
またスティック型だから、丸形よりも持ちやすくて落とす心配も少ない。
ケースと同じように全体的にクリアだけど、側面だけシルバーになっていて高級感もある。SOUNDPEATSの「S」ロゴはタッチセンサーになっている。
バランスがよく聞きやすい音質
Capsule3 Proの音質を一言で言うと「バランスがいい」。
バランスがいいというのは高音から低音まで調和していて自然に音を聞けるということ。
同価格帯の他のワイヤレスイヤホン(EarFunのAir Pro3とかANKERのSoundCore Life P3とか)は低音偏重だけどCapsule3 Proは違った。
低音信者の私だけど、久しぶりに音のバランスがいいイヤホンを使ってみて「あ、聞きやすいww」と思ったのも事実。
12mmダイナミックドライバー
SOUNDPEATS 専用設計の12mmドライバーにより低音がしっかり出るのはもちろん、植物由来の繊維「バイオセルロース振動板」を採用することで、幅広い音域でナチュラルな音質に仕上がっている。
一応LDACでハイレゾ対応もしている。
ノイキャンが強い
ノイズキャンセリングは必要十分。
この価格帯のワイヤレスイヤホンにしては強めでしっかりとノイズを打ち消してくれるから音楽に没入できる。
ハイブリッド方式
イヤホンには集音用に左右2つずつのマイクを搭載したハイブリッド方式を採用。(一般的にはフィードフォワードマイクのみ)
要するにノイキャン用のマイクが2つずつついているからノイズ抑制効果が強いということらしい。
52時間のロングバッテリー
Capsule3 Proはイヤホン単体で8時間、充電ケース併用で52時間の連続再生ができる。
52時間のロングバッテリーはSOUNDPEATSのワイヤレスイヤホンで最長。
毎日1時間程度の使用なら、充電しなくても1か月は余裕で使える計算だ。
バッテリーなんて長ければ長いほどいいですからね。
ケースから取り出しにくい
ここからはデメリットなんだけど、Capsule3 Proは充電ケースから取り出しにくい。
そういえば前レビューしたSOUNDPEATSのEngine4も充電ケースから取り出しにくかったなあ(笑)
取り出しにくいポイント1:つまみにくい
ケースにおさまっている状態のイヤホンにつまみやすい位置がない。Capsule3 Proがコンパクトなのもあるけど。
取り出しにくいポイント2:マグネットが強い
しっかり充電するために、充電ケースとイヤホンはマグネットで接続されるわけだけど、磁力が強いのか、イヤホンを抜き取りにくい。
マルチポイントがない
最新の同価格帯のワイヤレスイヤホンにはマルチポイント機能が標準搭載されていることが多いんだけど、Capsule3 Proは非対応で、若干時代遅れ感が否めない。
まあマルチポイントは「あったら嬉しい機能」で「ないと困る機能」ではないから別にいいんだけど…
Capsule3 Proの口コミ・評判
Capsule3 Proの他の人のレビューを見ていく。
amazonの☆は2,000件以上の評価で4.1/5とまあまあ高い。
☆5 音質最高です
ハイレゾイヤホンが欲しくて買いました
だいたい8000円ちょっと高いなと思いましたけれども買って良かったと思わせるイヤホンのスペックでした。低音がクリアでしたよくあるのが安いイヤホンだと低音が曇っている感じがあるのがサウンドビーツのイヤホンはない感じです。
☆5 ノイズキャンセリング
以前使っていたイヤーフォンの片方無くしてしまい購入を検討する時に少し良いものをと考えこの商品を購入しました。
音がいいですね いわゆる『ドンシャリ』じゃなく自然な感じに聞こえます専用のアプリを使うと細かい音質設定も出来て非常にいいです。
ノイズキャンセリングに関しては3段階ありANCモードはホントに周りの音が消えますね、いつもはノーマルモードで使っています 外音取り込みモードだと音を止めればいちいち外さずに普通の会話ができるのは助かります。
残念なのは説明書がわかりにくかった事と本体操作では音楽を一曲前に戻す事が出来ない事ですがスマホで操作できますのであまり問題はないです。
取り出してから半回転して装着しなければならない事に関しては後ろ側(蓋側)から取り出すと面倒じゃないです。
非常にコスパが高くお買い得商品でした。
☆4 コスパ最高!
ハイレゾ版対応のイヤホンデビューです。
初めてなので、まずはお値段お安めの対応品を探していてこちらに辿り着いたのですが期待以上でした!
音の広がりが全然違います。アプリからEQの設定ができ、私はロックにあわせると好みの音質でした。
自分でもカスタマイズできるようなので、色々いじってみたいと思います。
☆4 goodデザイン!
1年使って見てよかったところ、悪かったところをそれぞれ紹介します。
良いところ
・しっかり効くノイズキャンセリング
車の中や電車の中で使っているとエンジン音
などの低音をしっかり消してくれます。
ただし、人の話し声などは多少聞こえます。
・全体のつや消し加工
全体がつや消し加工されているので指紋が付
きにくくきれいです。
・高音質
低音中心ですがイコライザで設定すれば自分
好みの音になります!
・アプリ対応
soundpeatsのアプリにてイヤホンのバッテリ
ー残量、モード切替、イコライザなど様々な
機能があります。
悪いところ
・バッテリーの持ち
ノイズキャンセリングをONにした状態で聞い
ていると公表値よりも若干短く感じます。
この価格帯だとearfunの製品にも似たようなものがありますがデザインを重視するなら断然こちらがおすすめです!
他におすすめな1万円以下ワイヤレスイヤホン
EarFunのAir Pro 3、AnkerのSoundCore P40iは1万円以下で最強レベルのワイヤレスイヤホン。
今1万円以下でワイヤレスイヤホンを買うならこれら2つがおすすめ。
【まとめ】マルチポイントいらないならおすすめ
【結論】で若干時代遅れって書いたけど、その理由はマルチポイントがないから。
マルチポイントが必要ないならCapsule3 Proはかなりおすすめ。
「デザインよし」、「音質のバランスよし」でEarFunとかANKERよりも刺さる人には刺さるワイヤレスイヤホンになってる。
特にクリアカラーがかっこいいよ。
では、バイぜ。