JBLからかなり評判がいいオープンイヤーイヤホンが出てるらしい。
それがSOUNDGEAR SENSE。
オープンイヤーイヤホンをレビューしまくってる私としてはレビューしないわけにいかない…!
SOUNDGEAR SENSEの発売日・価格
SOUNDGEAR SENSEの発売日は2023年10月13日。レビューしようしようと思っていたら半年経ってた(笑)
価格は22,000円。主要なオープンイヤーイヤホンと同価格帯。
イヤホン | 価格 |
---|---|
Anker AeroFit | 16,990円 |
SHOKZ OpenFit Air | 19,700円 |
JBL SOUNDGEAR SENSE | 22,000円 |
Anker AeroFit Pro | 22,990円 |
SHOKZ OpenFit | 24,700円 |
JBLってどんなブランド
JBL(ジェービーエル)は1946年に設立されたアメリカの老舗オーディオブランド。
イヤホンだけでなく、ヘッドホンとかポータブルスピーカーもたくさん出してる。一般向け以外にも映画館や劇場で使われるようなプロ向けの製品も作ってる実績あるブランド。
JBLは長らくHarman(ハーマン)という会社の傘下だったけど、2016年に韓国のSamsung(サムスン)がHarmanを買収したことで、実質的にSamsungの傘下になった。
SOUNDGEAR SENSEってどんなイヤホン?
SOUNDGEAR SENSEはJBL史上初のオープンイヤーイヤホン。
骨伝導ではなく空気伝導を採用しているため、骨伝導イヤホン特有の振動は気にならない。
また着脱式のネックバンドが付属するのも特徴で、
- 普段使いに左右独立
- 運動時にネックバンド
という2WAY仕様になっている。
SOUNDGEAR SENSEレビュー|OpenFit・AeroFit Proと比較
SOUNDGEAR SENSEのレビューにあたり、定番のオープンイヤーイヤホンSHOKZ OpenFitとAnker AeroFit Proと比較する。
イヤホン | JBL SENSE | SHOKZ OpenFit | Anker AeroFit Pro |
---|---|---|---|
発売日 | 2023/10/13 | 2023/7/6 | 2023/11/15 |
価格(税込) | 22,000円 | 24,880円 | 22,990円 |
カラー | ブラック ホワイト | ブラック ベージュ | ブラック ホワイト ブルー パープル |
デザイン | 耳掛け | 耳掛け | 耳掛け |
フィット感 | そこそこ | 最高 | そこそこ |
重さ | 13.1g | 8.3g | 12.2g |
ネックバンド | あり | なし | あり |
音質 | かなりいい | かなりいい | いい |
音漏れ | しにくい | しにくい | しにくい |
バッテリー 駆動時間 | (イヤホン単体) 24時間 (ケース併用) | 6時間(イヤホン単体) 28時間 (ケース併用) | 7時間(イヤホン単体) 46時間 (ケース併用) | 14時間
防塵・防水性 | IP54 | IP54 | IPX5 |
アプリ | 対応 JBL Headphones | 対応 Shokz | 対応 soundcore |
カラー|ブラックとホワイトの2色展開
SOUNDGEAR SENSEのカラーバリエーションはブラックとホワイトの2色展開。
毎度のことAnkerはカラーバリエーションが豊富で、ブラックとホワイトに加えてブルーとパープルの4色展開となっている。
JBL SENSE | SHOKZ OpenFit | Anker AeroFit Pro |
---|---|---|
ブラック | ブラック | ブラック |
ホワイト | ベージュ | ホワイト |
ブルー | ||
パープル |
デザイン|スピーカー大きめ
SOUNDGEAR SENSEは耳掛け型のオープンイヤーイヤホン。
OpenFitやAeroFit Proと比べると、フック部分が細くてスピーカー部分が大きい頭でっかちな形状をしている。
実際に装着してみると、スピーカー部分が大きくて迫力がある見た目。
個人的にはOpenFitくらい細くてスタイリッシュな方が好み。
フィット感|向きを調整して安定
スフック部分が細くてスピーカー部分が大きいから、装着したときのバランスが悪そうに見えるんだけど、実際は大丈夫。
というのも、SOUNDGEAR SENSEはフックの垂直方向と回転方向にスピーカー部分が動く構造になっているから、自分の耳の形に合わせてある程度向きと位置を調整できる。
これにより安定したフィット感が実現する。
OpenFitもAeroFit Proもスピーカーが可動しないから、この機能はよく考えられていておもしろい。
重さ|オープンイヤーイヤホンでは重め
SOUNDGEAR SENSEはオープンイヤーイヤホンの中ではかなり重めの13.6g。
フィット感がいいから重さは実際のところ気にならないけど、もう少し軽い方が嬉しい。
ちなみに充電ケースも大きいから、イヤホン収納時の全体重量も一番重い。
ネックバンド|取り外し可能で最高
SOUNDGEAR SENSEには着脱できるネックバンドが付属する。
イヤホン本体のフック先端をネックバンドの穴に差し込むだけで簡単に装着できる。
実際に装着するとこんな感じ。
耳掛け型のオープンイヤーイヤホンってフックが耳に引っ掛かってるだけなんだけど、ネックバンドがあると頭の内側に力がかかって装着が安定する。
着脱式ネックバンドがあるオープンイヤーイヤホンは日常使い、仕事、運動とあらゆる場面で使えるからめちゃくちゃ便利。
ちなみにAeroFit Proにも着脱式ネックバンドがある。
音質|オープンイヤーイヤホンで最高峰
SOUNDGEAR SENSEの音質はオープンイヤーイヤホンで最高峰。
低音強めでズンズン響くし、まるでライブ会場にいるような感覚になる。私がオープンイヤーイヤホンに求めていた音が限りなく実現していて感動した。
音質重視なら間違いなくSOUNDGEAR SENSE。
音漏れ|音漏れ小さめ
ドライバーユニットの振動で音波の位相が 180 度異なる場合に生成される逆位相サウンドを当てることで音の拡散を低減させ、極限まで音漏れを抑えてプライバシーも守ります。
JBL公式ホームページ
SOUNDGEAR SENSEは音漏れが小さめ、
とはいえ大音量だとさすがに音漏れする。普通の音量ならまったく問題ない。
バッテリー駆動時間|ちょっと短め
SOUNDGEAR SENSEはイヤホン単体で6時間、ケース併用で24時間の連続再生ができる。
OpenFitやAeroFit Proと比べるとちょっと短い。
サイズが大きい割に意外とバッテリーもちは良くない。
防塵・防水性|IP54で十分
SOUNDGEAR SENSEの防塵・防水規格はIP54。
防塵性 | 粉塵からの保護 |
防水性 | いかなる方向の水の飛沫からの保護 |
IP54あればイヤホンとしてはかなり優秀な部類。
砂が舞うような場所で使っても大丈夫だし、多少なら雨に濡れても大丈夫。
アプリ|JBLアプリに対応
SOUNDGEAR SENSEはJBLの専用アプリに対応している。
JBLアプリは今回初めて使ったんだけど、UIもキレイだし操作性も良くて感動した。
アプリ上ではイコライザーやタッチコントロールのカスタマイズができる。
SOUNDGEAR SENSEのスペック
SOUNDGEAR SENSEの詳細なスペックは以下の通り。
イヤホン | JBL SOUNDGEAR SENSE |
---|---|
発売日 | 2023/10/13 |
価格 | 22,000円 |
カラー | ブラック ホワイト |
ドライバ | 16.2mm |
マイク数 | 4 |
感度 | 112dB |
再生周波数帯域 | 20Hz-20kHz |
インピーダンス | 32Ω |
重さ | 13.1g (イヤホン) 69.5g (充電ケース) |
Bluetooth | 5.3 |
プロファイル | HFP 1.8 A2DP 1.4 AVRCP 1.6.2 |
トランスミッタ 周波数帯域 | 2.4GHz-2.4835GHz |
トランスミッタ モジュレーションGFSK | GFSK π/4-DQPSK 8DPSK |
トランスミッタ パワー | <10dB |
充電時間 | 2時間 |
最大再生時間 | 6時間 (イヤホン単体) 24時間 (ケース併用) |
連続通話時間 | 3.5時間 |
マルチポイント | あり |
タッチコントロール | あり |
防塵・防水性 | IP54 |
SOUNDGEAR SENSEの同梱物
- イヤホン本体
- ネックバンド
- USB-C充電ケーブル
- 充電ケース
- 保証書/警告カード
- QSG
他のオープンイヤーイヤホン
SOUNDGEAR SENSE以外にもオープンイヤーイヤホンはたくさんあるから、他のものと比較したい人は以下の記事を参考にしてほしい。
比較表をもとにおすすめのオープンイヤーイヤホンを徹底解説している。
【まとめ】音質最高のオープンイヤーイヤホン
現状、SOUNDGEAR SENSEがオープンイヤーイヤホンの中で最も音質がいい。
音質重視ならSOUNDGEAR SENSEがおすすめ。
では、バイぜ。