amazonには大量の骨伝導イヤホンが売られていてよく分からん。
そんな中、amazonで2,000円程度で販売されてる骨伝導イヤホンを見つけた。
それがPoeuoというブランドのC3という骨伝導イヤホン。

安い骨伝導イヤホンは性能が悪いものが多いけど、気になったからおそるおそる購入してみた。
本記事ではPoeuoの骨伝導イヤホンC3を徹底レビューする。
購入を検討している人はぜひ一度読んでほしい。
【結論】買ってはいけない
先に結論を言うと、Poeuoの骨伝導イヤホンC3は買ってはいけない。
理由は、スピーカー部分が浮いてしまって骨伝導イヤホンになってないから。
まじで買う意味ない。
Poeuo C3のスペック
Poeuoの骨伝導イヤホンC3のスペックは以下の通り。
イヤホン | Poeuo C3 |
---|---|
Bluetooth | 5.3 |
充電時間 | 約1.5時間 |
音楽再生時間 | 約10時間 |
待機時間 | 約45時間 (Bluetooth接続状態) |
待受時間 | 約300時間 (電源オンの状態) |
バッテリー容量 | 180mAh |
通信距離 | 約10m |
製品重量 | 約23g |
外形寸法 | 125×100×40mm |
スペックだけ見てもよく分からないので、次からは実際に製品を使ってみたレビューを書いていく。
Poeuo C3を開封・中身を確認
黒基調の薄いパッケージ。


amazonの薄い段ボールで配送された。
中身をすべて取り出すとこんな感じ。

- イヤホン
- 耳栓
- USBタイプCケーブル
- 取扱説明書
- レビュー依頼のカード
取扱説明書は日本語対応。

そして☆5レビューをしたら2,000円あげますよというレビュー依頼のカード…

このようにレビューを意図的に吊り上げる行為はamazonでは違法行為。
やたら評価が高いのはこのため。
Poeuoの骨伝導イヤホンC3をレビュー
Poeuoの骨伝導イヤホンC3のレビューは以下の通り。
【外観】見た目は普通の骨伝導イヤホン

Poeuoの骨伝導イヤホンC3の見た目は普通の骨伝導イヤホン。
カラーバリエーションはブラックのみ。
カラー | C3 |
---|---|
ブラック | ![]() |
手触りは安っぽいプラスチック。

裏面に電源/音量+ボタン、音量-ボタン、USBタイプCポートがついている。

【装着感】骨伝導イヤホンなのに浮いている
骨伝導イヤホンは振動を骨に伝えるという特性上、先端のスピーカー部分がこめかみ付近に密着するはず。

ところがPoeuoの骨伝導イヤホンC3は、スピーカー部分が耳の手前で浮いているのが分かるだろうか?

これでは骨伝導イヤホンとは言えない。
安い骨伝導イヤホンは、見た目だけ骨伝導イヤホン、実際は骨伝導イヤホンになっていないものがたまにあるんだけど、Poeuoの骨伝導イヤホンC3はそれ。
【音漏れ】大きいから外で使わない方がいい

Poeuoの骨伝導イヤホンC3はかなり音漏れする。
10種類以上骨伝導イヤホンを使ってきたけど、他の骨伝導イヤホンと比べても、音漏れが大きいのは明らか。
まあ骨伝導イヤホンじゃないからそりゃそう。
【操作性】一通りの操作に対応している
Poeuoの骨伝導イヤホンC3は以下の操作に対応している。
機能 | 操作 |
---|---|
電源オン | 電源/音量+ボタンを3秒間長押し |
電源オフ | 電源/音量+ボタンを5秒間長押し |
再生/一時停止 | 電源/音量+ボタンを1回押す |
音量アップ | 電源/音量+ボタンを2回押す |
音量ダウン | 音量-ボタンを2回押す |
曲送り | 音量-ボタンを3回押す |
曲戻し | 電源/音量+ボタンを3回押す |
Siri起動 | 音量-ボタンを2秒間長押し |
着信応答 | 電源/音量+ボタンを1回押す |
通話終了 | 電源/音量+ボタンを1回押す |
通話拒否 | 電源/音量+ボタンを2回押す |
ダイヤルをキャンセル | 電話をかけるときに、電源/音量+ボタンを1回押す |
安いですが一通りの操作には対応している。
この点はまあ良し。
【充電方法】USBタイプC対応
Poeuoの骨伝導イヤホンC3はUSBタイプCケーブルで充電する。

急速充電には対応してないけど、安いから仕方ない。
【総合評価】おすすめしない

Poeuoの骨伝導イヤホンC3はおすすめしない。
amazonのレビューは高いけど、☆5をつけるとお金がもらえるという誘惑にのって書いている人が99%だと思うので、まったく信用できない(amazonではよくある話)
本記事を読んでいただいた人にはおすすめできる他の骨伝導イヤホンを紹介するから、そちらを検討してほしい
おすすめの骨伝導イヤホン
Poeuo C3は良くないから代わりにおすすめの骨伝導イヤホンを2つ紹介する。
1つは骨伝導イヤホンの王様ShokzのOpenRun、もう1つははPoeuoの骨伝導イヤホンC3と同価格帯の3,000円前後の骨伝導イヤホン。
- Shokz OpenRun
- ゲオ GRFD-BCH BH330
Shokz OpenRun

OpenRunはShokzのスタンダードモデル骨伝導イヤホン。
通常サイズのカラーバリエーションはブラック、グレー、ブルー、レッドの4種類、ミニサイズのカラーバリエーションはブラックとブルーの2種類になっている。
ブラック (ミニサイズあり) | ![]() |
ブルー (ミニサイズあり) | ![]() |
グレー | ![]() |
レッド | ![]() |
骨伝導なのにクリアーな音質
OpenRun以前の骨伝導イヤホンは音がこもっていて決して音質がいいとはいえなかったんだけど、OpenRunの登場で骨伝導イヤホン=音質が良くないという印象が薄まった。
PremiumPitch 2.0+という技術を搭載し、高音から低音まで幅広い音域を再現できるようになった上、振動軽減や音量アップも実現した。
急速充電対応

充電方法は専用の磁気誘導充電ケーブルを使う。
急速充電にも対応していて「10分間の充電で1.5時間使用可能」だから、急いでいてもすぐに使えるようになる。
ケースが巾着袋

ケースも付属するけど、シェルケースではなく巾着袋。
カバンに入れると他の荷物の重みで折れないか心配になる…
荷物に埋もれないように気を付けるか、別途シェルケースを用意するのもアリかな。
防塵・防水性はIP67で高い

OpenRunの防塵・防水規格はIP67あり、大雨でも問題ないしお風呂でも使える。
ゲオ GRFD-BCH BH330

GRFD-BCH BH330はゲオから出ている骨伝導イヤホン。
あまり知られてないんだけど、ゲオはイヤホンをたくさん出している。
カラーバリエーションはブラック、レッド、ネイビーの3種類。
ブラック | ![]() |
レッド | ![]() |
ネイビー | ![]() |
軽い

GRFD-BCH BH330は24gで骨伝導イヤホン最軽量レベルで、長時間使用しても疲れにくい。
音質も意外といい
見た目はShokzとかと比べると微妙だけど、GRFD-BCH BH330の音質は3,278円と思えないほどいい。
ゲオの旧モデルの骨伝導イヤホンGRFD-BCH 200B300は音質がひどかったけど、GRFD-BCH BH330は音がクリアーになり、低音も出るようになり大幅に改善されている。

ちなみに値段は据え置きだったから、ゲオさんの企業努力がすぎる。
よく分からない中華の骨伝導イヤホンを買うよりは…

amazonとかで安い中華製の骨伝導イヤホンが大量に出回っているけど、日本の企業ゲオが売っているGRFD-BCH 200B300の方がまし。
安いからとりあえず骨伝導イヤホンを試してみたいという人全般におすすめできる。
\激安骨伝導イヤホン多数!/
【まとめ】amazonのレビューは簡単に信用してはいけない

結論、Poeuoの骨伝導イヤホンC3はおすすめしない。
骨伝導イヤホンと言いながら、頭にしっかり密着せず音漏れも大きい。やはり謎ブランドの高評価レビュー製品を簡単に信頼してはいけない。
骨伝導イヤホンをもっと比較したい場合は、おすすめの骨伝導イヤホンを参考にしてほしい。
さらに骨伝導イヤホン以外にもおすすめのオープンイヤーイヤホンも解説しているから要チェック。
では、バイぜ。