amazonには有名ブランドから謎の無名ブランドまで、大量の骨伝導イヤホンが売られてるわけだけど、無名ブランドの骨伝導イヤホンは信頼できるの?と疑問に思う人も多いと思う。
Inchicの骨伝導イヤホンK08はそのひとつ。
最近買ったamazonの激安骨伝導イヤホンは、立て続けに「ハズレ商品」だったわけだけど、果たしてInchicの骨伝導イヤホK08はどうなのか…
本記事ではPoeuoの骨伝導イヤホンK08を徹底レビューするから、購入する前に読んでほしい。
Inchicについて
謎のブランドInchicについて調べてみた。
Inchicは何のブランド?
Inchicはイヤホンのブランドらしい。
amazonの出品者を見ると、骨伝導イヤホンだけでなく、有線イヤホンやゲーミングイヤホンを販売している。
どれも3,000円以下で安い…
Inchicはどこの国?

Inchicは中国メーカーのブランドの可能性が高い。
「深圳市罗湖区云海钢琴艺术中心」という会社だという情報もあったけど、ソース元が不十分なので真偽は不明。
ただamazonの激安製品はたいてい中国。
Inchicの骨伝導イヤホンK08のスペック
Inchicの骨伝導イヤホンK08のスペックは以下の通り。
イヤホン | K08 |
---|---|
ブランド | Inchic |
通信方式 | Bluetoot 5.3 |
内蔵バッテリー | 充電式リチウム電池 3.7V/160mAh |
インピーダンス | 8Ω+15% |
最大通信距離 | 10m |
充電 | USBタイプC |
防水性能 | IPX5 |
質量 | 23g |
再生周波数領域 | 2.402GHz-2.480GHz |
スペックだけ見てもよく分からないから、次からは実際に製品を使ってみたレビューをしていく。
Inchicの骨伝導イヤホンK08の開封・初期設定
Inchicの骨伝導イヤホンK08の開封
Inchicの骨伝導イヤホンK08のパッケージはいかつい(笑)

中身をすべて取り出すとこんな感じ。

- イヤホン
- 耳栓
- USBタイプCケーブル
- 取扱説明書
- レビュー依頼のカード
取扱説明書は日本語対応で、けっこうしっかりしてる。

そして親の顔より見た☆5レビューをしたら2,000円あげますよというレビュー依頼のカード…

このようにレビューを意図的に吊り上げる行為はamazonでは違法行為。
やたら評価が高いのはこのため。
ただ結局のところ、「さくら」をいくら使っていようが、製品そのものが価格に見合っている性能があれば使う側としては問題ない。
ということで真偽を確かめるべく、レビューしていこう。
Inchicの骨伝導イヤホンK08の初期設定
電源ボタンを長押しすると、ペアリングモードとなり、赤と青にLEDが交互に点灯する。


この状態で接続するデバイスを操作してBluetoothに接続できる。
Inchicの骨伝導イヤホンK08のレビュー
Inchicの骨伝導イヤホンK08のレビューは以下の通り。
【外観】見た目は普通の骨伝導イヤホン

Inchicの骨伝導イヤホンK08の見た目はよくある骨伝導イヤホン。
カラーバリエーションはブラックとブルーの2種類。
ブラック | ![]() |
ブルー | ![]() |
電源ボタンは右手側のスピーカー部分にある。

音量ボタンとUSBタイプCポートがコア部分についている。

【装着感】軽くて快適

Inchicの骨伝導イヤホンK08はかなり軽い。
実際に本体の重さは26gで、Shokzの骨伝導イヤホンよりも少し軽い。
フィット感も悪くない。
最近買った別の激安骨伝導イヤホンは、スピーカーが頭に密着せず、骨伝導になっていないというひどいものもあった。
今回購入したInchicの骨伝導イヤホンK08はこめかみ付近にしっかりと密着し、しっかり骨伝導になっている。
【音質】低音は少し弱いが全体的にクリアー

音質は2,000円という価格を踏まえると合格点。
低音は少し弱いけど、音は全体的にクリアーで聞き取りやすい。
【音漏れ】大きいから外では使いたくない
Inchicの骨伝導イヤホンK08は音漏れが大きめ。
そのため周りに人がいる環境では使いたくないかなーというところ。
【総合評価】2,000円程度でこの性能ならあり

Inchicの骨伝導イヤホンK08はおすすめ。
2,000円程度の骨伝導イヤホンはまともなものが少ない中、K08はまあまあちゃんとしてる。
音質や音漏れ抑制は1万円以上の骨伝導イヤホンと比べるとどうしても落ちるわけだけど、2,000円という価格を考えると妥当。
Inchicの骨伝導イヤホンK08がおすすめな人
Inchicの骨伝導イヤホンK08がおすすめな人は以下。
- とにかくお金をかけたくない人
- 骨伝導イヤホンをお試しで使ってみたい人
他におすすめの骨伝導イヤホン
Inchic K08以外におすすめの骨伝導イヤホンを2つ紹介する。
1つは骨伝導イヤホンの王様ShokzのOpenRun、もう1つははPoeuoの骨伝導イヤホンC3と同価格帯の3,000円前後の骨伝導イヤホン。
- Shokz OpenRun
- ゲオ GRFD-BCH BH330
Shokz OpenRun

OpenRunはShokzのスタンダードモデル骨伝導イヤホン。
通常サイズのカラーバリエーションはブラック、グレー、ブルー、レッドの4種類、ミニサイズのカラーバリエーションはブラックとブルーの2種類になっている。
ブラック (ミニサイズあり) | ![]() |
ブルー (ミニサイズあり) | ![]() |
グレー | ![]() |
レッド | ![]() |
骨伝導なのにクリアーな音質
OpenRun以前の骨伝導イヤホンは音がこもっていて決して音質がいいとはいえなかったんだけど、OpenRunの登場で骨伝導イヤホン=音質が良くないという印象が薄まった。
PremiumPitch 2.0+という技術を搭載し、高音から低音まで幅広い音域を再現できるようになった上、振動軽減や音量アップも実現した。
急速充電対応

充電方法は専用の磁気誘導充電ケーブルを使う。
急速充電にも対応していて「10分間の充電で1.5時間使用可能」だから、急いでいてもすぐに使えるようになる。
ケースが巾着袋

ケースも付属するけど、シェルケースではなく巾着袋。
カバンに入れると他の荷物の重みで折れないか心配になる…
荷物に埋もれないように気を付けるか、別途シェルケースを用意するのもアリかな。
防塵・防水性はIP67で高い

OpenRunの防塵・防水規格はIP67あり、大雨でも問題ないしお風呂でも使える。
ゲオ GRFD-BCH BH330

GRFD-BCH BH330はゲオから出ている骨伝導イヤホン。
あまり知られてないんだけど、ゲオはイヤホンをたくさん出している。
カラーバリエーションはブラック、レッド、ネイビーの3種類。
ブラック | ![]() |
レッド | ![]() |
ネイビー | ![]() |
軽い

GRFD-BCH BH330は24gで骨伝導イヤホン最軽量レベルで、長時間使用しても疲れにくい。
音質も意外といい
見た目はShokzとかと比べると微妙だけど、GRFD-BCH BH330の音質は3,278円と思えないほどいい。
ゲオの旧モデルの骨伝導イヤホンGRFD-BCH 200B300は音質がひどかったけど、GRFD-BCH BH330は音がクリアーになり、低音も出るようになり大幅に改善されている。

ちなみに値段は据え置きだったから、ゲオさんの企業努力がすぎる。
よく分からない中華の骨伝導イヤホンを買うよりは…

amazonとかで安い中華製の骨伝導イヤホンが大量に出回っているけど、日本の企業ゲオが売っているGRFD-BCH 200B300の方がまし。
安いからとりあえず骨伝導イヤホンを試してみたいという人全般におすすめできる。
\激安骨伝導イヤホン多数!/
【まとめ】骨伝導イヤホンデビューにおすすめ

Inchicの骨伝導イヤホンK08は2,000円程度という激安価格ながらまともな骨伝導イヤホン。
この価格帯だと粗悪な骨伝導イヤホンもあるんだけど、Inchicの骨伝導イヤホンK08は「まし」。
「初めての骨伝導イヤホンを試してみたいという人」はこれでいいかも。
骨伝導イヤホンをもっと比較したい場合は、おすすめの骨伝導イヤホンを参考にしてほしい。
さらに骨伝導イヤホン以外にもおすすめのオープンイヤーイヤホンも解説しているから要チェック。
では、バイぜ。