最近耳を塞がずに快適に利用できる骨伝導イヤホンが人気。
SHOKZをはじめ様々な企業から発売されているけど、価格は1万円~2万円程度と高め。
そんな中、amazonで3,000円台から購入できて評価の高い骨伝導イヤホンを見つけたからレビューしていく。
Erssimoというブランドから出ている骨伝導イヤホンHS2である。
【結論】安い骨伝導イヤホンではおすすめ
Erssimo HS2は3,000円程度で買える骨伝導イヤホンの中ではおすすめ。
この価格帯の骨伝導イヤホンは音質が終わっていることが多いんだけど、Erssimo HS2はそこそこ音質がいい。
とりあえず骨伝導イヤホンを試してみたいという人におすすめ。
Erssimoは中国系のブランド
謎の多いErssimoというブランド。一体どこの国のブランドなのか。
amazonで出回っている謎ブランドはたいてい中国メーカー。
調べてみるとErssimo日本で商標登録されていて、商標出願人を見ると中国系の名前だったから間違いない。
Erssimo HS2の概要
製品 | Erssimo HS2 |
---|---|
価格 | 3,000円~5,000円(変動) |
通信方式 | Bluetooth5.2 |
内蔵バッテリー | 充電式リチウム電池(5V/250mAh) |
インピーダンス | -38dB±3dB |
通信距離 | 約10m(Class2) |
充電時間 | 1~2時間 |
充電ポート | USBタイプC |
再生・通話可能時間 | 約8時間(50%音量) |
防水性能 | IPX55 |
待受可能時間 | 約360時間 |
寸法 | 幅150mm×高さ45mm×奥行110mm |
重さ | 約29g |
周波数帯域 | 2.4GHz帯 |
再生周波数帯域 | 20Hz~20kHz |
説明書に記載されている公開スペックをとりあえず並べてみたけど、このスペックはちゃんと見ると明らかに間違っているポイントがある。
ツッコミどころ満載のスペック
間違っているポイントを勝手に訂正する。
インピーダンスではなくマイクの感度
記載スペックにはインピーダンス-38dB±3dBと書かれているけど、これは明らかに間違ってる。
インピーダンスは機器の電気抵抗のことだから単位はΩのはず。
dBは音の強さを表す単位だからおかしい。
-38dB±3dBはおそらくマイクの感度のこと。
IPX55という防水性は存在しない
IPX55ではなくIPX5もしくはIP55が正しい記載。
- IPX5:いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない
- IP55:いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない+粉塵からの保護
同梱物
- HS2本体
- USBタイプCケーブル
- 耳線×2
- 取扱説明書
Erssimoの評価が高いからくり
Erssimo HS2はamazonで4,000件以上の口コミを抱えながら評価は☆4.4。
なかなか評価が高い。
わずかな音漏れはありますが、コスパ的にも十分。
つけ心地抜群!長時間、毎日イヤホンをつけて仕事をしなくてはいけない人にはおすすめ。
家事をしながら音楽を聴きたいけど家族からの声掛けが聞こえないことに困っていましたが買って大正解でした。
ジョギングで使用しています。一度フル充電すると長く使えるところも良いです。
これにはからくりがあって、☆5評価してくれたらキャッシュバックしますよという謎ブランドが評価を釣り上げるためによく使う常套手段(違法)。
これがあるからamazonの評価を簡単に信じてはいけない。
とはいえ、その製品自体が満足できるものだったら問題ないというスタンスだから、正体を暴くためにレビューしていく。
Erssimo HS2レビュー
ここからは実際に使ったレビューをしていく。
軽くて付け心地が良い
HS2の重さは29g。
SHOKZの骨伝導イヤホンと比較しても、重さはほとんど変わらない。
軽いので装着しても疲れにくく、長時間の使用にも向いてる。
ちゃんと骨伝導
Erssimo HS2は5,000円以下の骨伝導イヤホンにしては音質がいい。
3,000円程度の安い骨伝導イヤホンは音がこもっていたり、そもそも骨伝導になっていなかったりと粗悪なものが多い。
だから最初はErssimo HS2の音質もまったく期待していなかったんだけど、ところがどっこい意外と音質がいい。
また、骨伝導イヤホンは耳を塞ぐと頭に響くように音が聞こえるから、ちゃんと骨伝導になってる。(粗悪な骨伝導イヤホンは頭に密着していなかったり、振動が弱すぎたりで骨伝導になってないことがある。)
USBタイプC充電
私はUSBタイプC信者(過激派)だから、Erssimo HS2がUSBタイプC充電に対応しているというだけでもう好き。
SHOKZのOpenRunのように専用の充電ケーブルが必要だと、余計なケーブルが増えてごちゃごちゃするので個人的には嫌。
素直にUSB-C充電でいいんだよ。
音量を上げるとくすぐったい
骨伝導イヤホンは先端の振動子が震えて、その振動が骨を伝わって音が届く。
音量を上げるほど振動が大きくなるから、一定の音量を超えると肌との接触面がくすぐったくなる。
このデメリットは骨伝導イヤホン全般に言えることでではあるんやけど、SHOKZのような価格が高い骨伝導イヤホンほど音量を上げてもくすぐったくならないように作られてる。
音漏れが大きい
私は普段SHOKZのOpenRunという18,000円する骨伝導イヤホンを使ってる。。
やはりこのレベルの骨伝導イヤホンと比べるとどうしても音漏れが大きく感じてしまう。
外で使う場合や自宅で使う場合は音漏れを気にする必要はないけど、電車や図書館などで使う場合は音量を下げないと隣の人に聞こえる。
ケースがない
Erssimo HS2にはケースが付属ない。
いかんせん細くて軽いから、持ち運んでかばんの中に入れておくとパソコンや本の重みで折れそうで心配。
持ち運ぶときは本体に負荷がかからないように気を遣う必要がある。
それでも心配な場合は骨伝導イヤホン専用の収納ケースがamazonで売ってるからそちらを別途購入するのがおすすめ。
他におすすめな骨伝導イヤホン
Erssimo HS2以外のおすすめな骨伝導イヤホンは以下の記事で紹介しているから参考にしてほしい。
【まとめ】初めての骨伝導イヤホンにぴったり
Erssimo HS2は安いけどそこそこ使える骨伝導イヤホンだった。
amazonには粗悪な骨伝導イヤホンも見られるから注意。
amazonの口コミは”さくら”の可能性が高いから、ネットのレビューを参考にしてほしい。
では、バイぜ。