SOUNDPEATSは1万円以下でコスパ抜群のワイヤレスイヤホンをたくさん出してるけど、音質にこだわりまくったEngine 4が発売されたからレビューしていく。
本記事はSOUNDPEATS様よりサンプル提供頂いております。SOUNDPEATS様ありがとうございます。
【結論】予算1万円以下・音質重視の人におすすめ
結論から言うと、Engine 4は予算1万円以下で音質にもこだわりたい人におすすめ。
「同軸デュアルダイナミックドライバー」、「デュアルクロスオーバー技術」、「ハイレゾ対応」などとにかく音質にこだわっていて、実際1万円以下とは思えないほど音質もいい。
音質に特化しすぎたせいで、ノイキャンに対応していなかったり、充電ケースから取り出しにくかったりするけど、いい音だから許しちゃう。
Engine 4の概要
イヤホン | Engine 4 | Mini Pro HS | Air3 Deluxe HS | Capsule3 Pro |
---|---|---|---|---|
形状 | カナル型 | カナル型 | インナーイヤー型 | カナル型 |
定価 | 8,980円 | 9,380円 | 8,980円 | 8,980円 |
Bluetooth | 5.3 | 5.2 | 5.2 | 5.2 |
対応 プロファイル | A2DP1.3,AVRCP1.6,HFP1.7,SPP1.2,GATT | HSP,HFP,A2DP,AVRCP | A2DP,AVRCP,HFP,SPP,GATT | HSP,HFP,A2DP,AVRCP |
対応 コーデック | AAC,SBC,LDAC | AAC,SBC,LDAC | AAC,SBC,LDAC | AAC,SBC,LDAC |
通信範囲 | 10m | 10m | 10m | 10m |
バッテリー容量 | 50mAh(イヤホン) 350mAh(ケース) | 45mAh(イヤホン) 300mAh(ケース) | 30mAh(イヤホン) 300mAh(ケース) | 35mAh(イヤホン) 500mAh(ケース) |
再生時間 ※1 | 12.5時間(イヤホン単体) 43時間(ケース併用) | 8時間(イヤホン単体) 28時間(ケース併用) | 5時間(イヤホン単体) 20時間(ケース併用) | 8時間(イヤホン単体) 52時間(ケース併用) |
充電時間 | 2時間 | 1.5時間 | 1.5時間 | 1時間 |
充電ポート | USBタイプC | USBタイプC | USBタイプC | USBタイプC |
ドライバー | 10mm+6mmダイナミックドライバー | 10mmダイナミックドライバー | 14.2mmダイナミックドライバー | 12mmバイオセルロース製ダイナミックドライバー |
防塵・防水性 | IPX4 | IPX5 | IPX4 | IPX4 |
ANC |
SOUNDPEATSはコスパ抜群のイヤホンブランド
SOUNDPEATSはイヤホン一筋のオーディオブランド。
とにかくコスパがいいのが特徴で、ハイエンドモデルでも1万円以下という驚きの安さ。
ちなみに私が初めてのバイト代で買ったイヤホンがSOUNDPEATS。
当時から安いのに音質が良くて2年以上使っていた。
Engine4は音質特化のワイヤレスイヤホン
そんなSOUNDPEATSから2023年6月に新しいワイヤレスイヤホンEngine 4が発売された。
Engine 4は1万円以下という低価格帯ながら、音質にとことんこだわっているワイヤレスイヤホン。
同軸デュアルダイナミックドライバー
ドライバーはイヤホンの音質を決める最重要のパーツ。
中低音域担当の10mmダイナミックドライバーと高音域担当の6mmダイナミックドライバーといったように、それぞれのドライバーに音域を分担させてやることで全音域を細かく表現できる。
独自のデュアルクロスオーバー技術
ドライバーが増えると音のまとまりがなくなりがち。
どれだけ個に優れた選手を集めたチームでも、チームワークがなっていないと弱い。
Engine 4では2つの特性が違うドライバーを、ワイヤレスイヤホンの構造と電子回路でスムーズにまとめている。
ハイレゾ対応
最大96kHz/24bitのハイレゾ音源を伝送できるLDACコーデックに対応。
1万円以下でハイレゾ対応ってすごいな。
Engine4を開封
黒色のパッケージに金色の文字でENGINE 4と書かれていてかっこいい。
中身を全部取り出すとこんな感じ。
- イヤホン×2
- 充電ケース
- イヤーピース
- USBタイプCケーブル
- 取扱説明書
- アプリマニュアル
Engine4のレビュー
ここからは実際に使ってみたレビューをしていく。
高級感があってかっこいい
Engine 4は光沢のある見た目をしており高級感があるし、充電ケースはさらに光沢があり鏡のように反射する。
見た目の高級感があるから1万円以下のワイヤレスイヤホンとは思えない。
軽くて小さくて快適
Engine 4はAirPodsのようなスティック型ではなく丸形だからかなりコンパクト。
重さは6.5gしかない。
軽くて小さいので耳につけていても快適。
AirPodsのようにスティック型のワイヤレスイヤホンと比べて耳周りがすっきりするものいい感じ。
高音から低音までバランスがいい
Engine 4の音質は高音から低音までバランスがいい。
音質にこだわっているだけあって、1万円以下とは思えないくらいきれいに聞こえる。
Engine 4を使ってると、ノイキャンなんて別になくてもいいなってなる。
SOUNDPEATSのアプリにも対応していて、イコライザーもカスタマイズできるから、毎日使っていても飽きない。
タッチセンサーの位置が分かりやすい
個人的にEngine 4でいいなと思ったのは、タッチセンサーの位置が分かりやすいこと。
Engine 4の背面がタッチセンサーになってる。
タッチで操作でできる主な操作は以下の通り。
操作 | 左右 | 機能 |
---|---|---|
シングルタップ | 右 | 音量アップ |
シングルタップ | 左 | 音量ダウン |
ダブルタップ | 左右 | 再生/停止 |
トリプルタップ | 右 | 音声アシスタント |
トリプルタップ | 左 | ゲーミングモード |
1.5秒長押し | 右 | 次のトラック |
1.5秒長押し | 左 | 前のトラック |
操作の区別もちゃんとしていて、ダブルタップしたつもりがシングルタップになっていたということもない。
接続が速い
Engine 4は接続が速いんだ。
ケースを開いた瞬間に電源が入り、自動的に最後に接続したデバイスにBluetoothがつながる。
この一連の動作が速い。
ケースを開ける→イヤホンを取り出す→イヤホンを両耳につける間に大抵接続完了している。
私はiPhone 13 Proを使っているんだけど、AirPods Proの接続速さに負けてない。
ちなみにマルチポイント接続にも対応しており、近くに2台目のデバイスがあれば、1台目接続後に2台目に自動的に接続される。
充電ケースから取り出しにくい
Engine 4は丸形でコンパクトなんだけど、つかみどころがないから、充電ケースから取り出しにくいというデメリットがある。
そのうち落としそうで怖い。
ノイキャンなし
Engine 4はノイズキャンセリングには非対応。
Engine 4は安くて音質がいいからノイキャンがなくても許せてしまうんだけど、ノイキャンは必要だ!という人はSOUNDPEATSのMini Pro HSやCapsule3 Proがおすすめ。
【まとめ】音質全振り?いやいやバランスいいよ
Engine 4は安いのに音質に全振りしていて尖ってる。
と思ってたんだけど、アプリ対応、タッチセンサー良好、接続が高速で音質以外のところも実はいいところがたくさんあった。
もちろん音質もいいから、予算1万円以下でワイヤレスイヤホンを探している人全員におすすめだ。