みんな大好きコスパオーディオブランドEarFunから新しいワイヤレスヘッドホンTune Proが発売。
2024年の3月にEarFun初のヘッドホンWave Proが出たばかり。まさか2024年内にまた新しいヘッドホンを出してくるとは…
ということでさっそくTune Proをレビューしていこう。
- 低音強めで臨場感&ワクワク感アップ
- ハイエンド製品にも引けを取らないスタイリッシュなデザイン
- 120時間の長時間再生と10分で15時間使用可能な急速充電
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結論:Tune ProはWave Proからさらに進化【おすすめ】
結論から言うと、Tune Proは2024年の3月に発売されたWave Proからさらに進化していて感動した。
特に音質が進化していると感じた。前作のWave Proの音質の評価が「価格相応」としていたんだけど、Tune Proに関しては「お、いいやん!」と思わされた。
Wave Proと比べて低音が強めで臨場感とワクワク感を感じたし、新たに追加された「シアターモード」をオンにすれば音に奥行を生ませることもできるようになり、さながらライブ会場っぽくなる。
他にも最大再生時間が大幅に伸びていたり、USBオーディオに対応していたりと細かなところもブラッシュアップされている。
1万円以下で買えるワイヤレスヘッドホンを探しているならおすすめ。
EarFun Tune Proの外観・付属品
まずはTune Proの外観と付属品をチェックしていこう。
EarFun Tune Proの外観
Tune Proはシンプルでスタイリッシュなデザインのワイヤレスヘッドホン。
カラーはブラックのみなんだけど、ハウジングの外側はブラックというよりシルバーとブラックの中間っぽいグラファイト。
中央にはEarFunのロゴが光る。
Wave Proと比べるとハウジングが丸っぽくなってコンパクトに見える。
次に内側を見てみると、イヤーパッドとヘッド部分はもちもちぷにぷにのクッションになっていて、頭への負担が少ない優しい装着感になっている。
重さは286g(スペック値は289.5g)で特別軽いわけではないけど、肌との接触部分が柔らかいから負担は小さい。
右側のハウジングには電源ボタン、音量調節ボタン、AUXポートが付いていて、左側のハウジングにはANCボタンとUSB-Cポートが付いている。
EarFun Tune Proの付属品
Tune Proの付属品は以下の通り。
- ヘッドホン
- AUXオーディオケーブル
- USB-Cケーブル
- 取扱説明書
EarFun Tune Proのスペック一覧
Tune Proのスペックは以下の通り。参考にWave Proも載せている。
ヘッドホン | Tune Pro | Wave Pro |
---|---|---|
発売日 | 2024/12/16 | 2024/3/21 |
価格 | 8,990円 | 9,990円 |
カラー | ブラック | ブラック |
ドライバー | 40mm+10mm ダブル複合膜ドライバー | 40mm径DLC複合膜ドライバー |
重さ | 289.5g | 268g |
Bluetooth | 5.4 | 5.0 |
ハイレゾ | (有線接続のみ) | 対応対応 |
ノイキャン | あり | あり |
シアターモード (3Dオーディオ) | あり | なし |
マルチポイント | あり | あり |
プロファイル | A2DP, AVRCP, HFP | A2DP, AVRCP, HFP, HSP |
コーデック | SBC, AAC | LDAC, SBC, AAC |
最大再生時間 | 約120時間 (ノイキャンオフ) | 約80時間 (ノイキャンオフ) |
約80時間 (ノイキャンオン) | 約55時間 (ノイキャンオン) | |
バッテリー容量 | 1100mAh | 800mAh |
充電時間 | 3時間 | 2時間 |
充電ポート | USB-C | USB-C |
同梱物 | ヘッドホン AUXオーディオケーブル USB-Cケーブル 取扱説明書 | ヘッドホン ヘッドホンケース AUXオーディオケーブル USB-Cケーブル 取扱説明書 |
EarFun Tune Proの実機レビュー
- EarFunは最強コスパオーディオブランド
- 〇ハイエンド製品にも引けを取らないスタイリッシュなデザイン
- ◎低音強めで臨場感&ワクワク感アップ
- 〇シアターモードがおもしろい
- 〇ノイキャンと外音取り込みもそこそこ使える
- 〇AUX以外にUSBオーディオにも対応
- □ハイレゾは優先のみ
- 〇最大再生時間が120時間で充電が少なくて済む
- 〇10分で15時間使用可能な急速充電
- △ヘッドホンケースがないから持ち運びしにくい
- Tune ProとWave Proにはそれぞれの良さがある
EarFunは最強コスパオーディオブランド
EarFunは2018年に設立された中国のオーディオブランド。
1万円以下というリーズナブルな価格ながら、音質良し、性能良しのコスパワイヤレスイヤホンで、ここ数年存在感が増している。
2024年にはワイヤレスヘッドホンの展開も開始しており、今後ますます注目のブランド。
〇ハイエンド製品にも引けを取らないスタイリッシュなデザイン
Tune Proはシンプルでスタイリッシュ。
グラファイトカラーのハウジングがキラッと光って、ハイエンド製品にも引けをとらないデザインになっている。
ロゴが見えるのは好みが分かれるとこではあると思うんだけど、がつがつ主張するほどの大きさでもない上、ちょっとキラッと光る感じが奥ゆかしくて嫌いじゃない。
◎低音強めで臨場感&ワクワク感アップ
Tune Proは音質が最大の特徴だと思う。
というのも、前作のWave Proの音質の評価が「価格相応」としていたんだけど、Tune Proに関しては「お、いいやん!」と思わされた。
Wave Proと比べて低音が強めで臨場感とワクワク感を感じる音になっている。かといって低音がドンドン響いて高音がシャリシャリするような感じもなく、全体的にまとまった印象を受けた、
Tune Proは40mm+10mm ダブル複合膜ドライバー構成になっていて、これら2つのドライバーを使って低音域から高音域まできれいに聞こえるようになったからだと思う。
〇シアターモードがおもしろい
Tune Proから新たに「シアターモード」という3Dオーディオ機能が追加された。
Tune Proはもともと低音強めで臨場感がある感じの音質なんだけど、「シアターモード」をオンにすれば音に奥行を生ませることもできるようになり、さながらライブ会場っぽくなっておもしろい。
〇ノイキャンと外音取り込みもそこそこ使える
Tune Proにはノイキャンと外音取り込み機能が付いている。
名ばかりの機能というわけではなく、ノイキャンをオンにすれば周りの音はかなり小さくなるし、外音取り込みをオンにすれば周囲の音を拾いやすくなる。
違和感や圧迫感を感じることもなく、普通に使いやすい機能だなという印象。
〇AUX以外にUSBオーディオにも対応
Tune Proは有線接続による音楽再生にも対応していて、AUX(いわゆるイヤホンジャック)とUSBオーディオに対応している。
前作のWave ProはAUXしかなかったから、ちょっとだけ使い勝手が良くなった。
□ハイレゾはAUX接続時のみ
Tune Proはハイレゾ音源に対応しているんだけど、まさかのAUX接続時のみ。つまりBluetoothによるワイヤレス接続時はハイレゾ音源を再生することができないというわけだ。
前作のWave ProはLDACというワイヤレスのハイレゾコーデックに対応していたから、この点はTune Proが明確に劣っている点ではある。
まあ結局のところ、ハイレゾ再生できるかできないかよりもヘッドホンとしての音質の実力が大事なわけで、個人的にはTune Proの音質の方がいいと思うし好み。
〇最大再生時間が120時間で充電が少なくて済む
Tune Proは満充電状態から最大120時間以上充電しないで使うことができる。1日4時間使ったとしても単純計算で30日程度は充電なしで使うことができることになる。
充電回数なんて少なければ少ない方がいい。
〇10分で15時間使用可能な急速充電
Tune Proは10分間の充電で15時間使用可能な急速充電に対応しているから、夜に充電をし忘れても朝出かける前に10分だけ充電すれば1日中使うことができる。
〇アプリが使いやすい
EarFunの専用アプリEarFun Audio(イヤーファンオーディオ)が使いやすい
動作も安定しているしUIがきれいかつシンプルで分かりやすいのが高評価。
定期的にTune Proのソフトウェアのアップデートもしてくれるから、アプリは必ずダウンロードしよう。
△ヘッドホンケースがないから持ち運びしにくい
Tune Proの微妙な点…
というほどでもないのだけれども、ヘッドホンケースがないから持ち運びしにくい。
同じ価格帯のWave Proには専用のヘッドホンケースが付属するのにTune Proには付属しないから、ここは△とさせてもらった。
もしリュックやカバンに入れてヘッドホンを持ち運ぶ機会が多いなら、傷や汚れ、故障の対策としてヘッドホンケースを別途用意することをおすすめする。
Tune ProとWave Proにはそれぞれの良さがある
ヘッドホン | Tune Pro | Wave Pro |
---|---|---|
特徴 | 音質アップ 再生時間延長 | ヘッドホンケース付属 |
Tune ProとWave Proを比較する形でレビューを進めてきたけど、どちらがおすすめかと聞かれると「場合による」という回答になる。
というのもTune ProとWave Proはいっけん似たような製品に見えるんだけど、明確に差別化されていてそれぞれの良さがあることが分かった。
Tune Proは音質や最大再生時間といったワイヤレスヘッドホンとしての性能としてWave Proよりちょっと優秀。LDACというワイヤレスのハイレゾコーデックには非対応であるものの、総合力で見たらTune Proが上回る。
Wave Proはヘッドホンケースが付属するのが最大のメリット。1万円以下でヘッドホンとヘッドホンケースが両方揃うのはコスパが良すぎる。もちろんヘッドホンとしての性能は最低限はクリアしているから日常的に使う分にはまったく問題ない。
Wave Proについては以下の記事で詳しく解説しているから参考にしてほしい。
まとめ
この記事ではEarFun(イヤーファン)から新たに発売されたワイヤレスヘッドホンTune Proをレビューした。
Tune Proは2024年の3月に発売されたWave Proから音質が特に進化していてかなり好印象。
1万円以下で買えるワイヤレスヘッドホンを探しているならおすすめ。
では、バイぜ。
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