モバイルバッテリーといえばANKERを思い浮かべる人が多いと思う。
ANKERはどう考えてもモバイルバッテリーを出しすぎていて、形も用途も色々で分かりにくいから、この記事では超分かりやすくどれを選べばいいか解説したい。(自分でハードルを上げる)
今回はモバイルバッテリーの中でも小型・軽量なもの(5000mAhクラス)を中心に紹介していく。
【結論】一番おすすめはワイヤレス充電
PowerCore III 5000 | 321 Power Bank | 621 Magnetic Battery | 622 Magnetic Battery | MagGo Power Bank(5000mAh) | Nano Power Bank(Lightning) | Nano Power Bank(USB-C) | 511 Power Bank(5000) | 511 Power Bank (30W) | |
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価格 | 3,490円 | 3,490円 | 5,990円 | 6,490円 | 4,990円 | 3,990円 | 3,490円 | 4,990円 | 5,490円 |
カラー | ブラック ホワイト ピンク グリーン パープル | ブラック ホワイト | ブラック ホワイト ブルー グリーン パープル | ブラック ホワイト ブルー グリーン パープル | ブラック ホワイト | ブラック ホワイト ブルー ピンク パープル グリーン | ブラック ホワイト ブルー パープル グリーン | ブラック ホワイト ブルー ピンク | ブラック ホワイト ブルー ピンク グリーン パープル |
2台同時充電 | |||||||||
ワイヤレス充電 | |||||||||
スタンド | |||||||||
端子一体 | |||||||||
充電器兼用 |
簡単な比較表を載せたから参考にしてほしい。
先に私の中で一番おすすめのモバイルバッテリーを紹介しておくと、MagGo Power Bank (5000mAh, 7.5W, Stand)というもの。
ワイヤレス充電はやっぱり便利だし、価格も数年前と比べてだいぶ安くなってるからおすすめ。
モバイルバッテリーを選ぶポイント
モバイルバッテリーを選ぶポイントは以下の5点。
- サイズと重さ
- 容量(mAh)
- 充電速度
- 入力ポート
- 出力ポート
サイズと重さ
小型・軽量のモバイルバッテリーにも、様々なサイズのものがある。
薄型・スティック型など用途や見た目の好みに応じて選べばOK。
容量(mAh)
mAh(ミリアンペアアワー)はバッテリーの容量を表す単位。10mAhなら10mAの電流を1時間流せるだけの容量。mAhが大きいほど電池が長持ちする。
小型・軽量のモバイルバッテリーはだいたい5000mAhくらい。
最近のスマホの容量が3000~5000mAhだから、スマホ1回フル充電できるイメージ。
スマホ | 容量 |
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iPhone 14 Pro | 3274mAh |
Galaxy S23 | 3900mAh |
Google Pixel 7a | 4385mAh |
AQUOS Sense7 | 4570mAh |
Xperia 5IV | 5000mAh |
充電速度
充電速度が速ければ、すぐにスマホが充電できる。
充電速度はW(ワット)数が大きいほど速く充電できるから要確認。
W(ワット)は電気出力を表す単位。ワット数が大きいほど速く充電できる。W以外にも5V=2.4Aのような形で表記されることもあって、この場合は5V×2.4A=12Wの出力であることを意味する。
スマホは5W程度あれば充電できるんだけど、高速充電しようと思ったら、少なくとも18W以上のワット数が必要。
入力ポート
入力ポートは、モバイルバッテリー本体を充電するためのポート。
最近はUSB-Cのものがほとんど。
昔のモバイルバッテリーはマイクロUSBのものもあるし、直接コンセントに接続して充電できるタイプのモバイルバッテリーもある。
出力ポート
出力ポートは、スマホを充電するためのポート。
USB-AかUSB-Cがスタンダード。
ワイヤレス充電や、ライトニング端子に対応しているものもある。
ANKERのモバイルバッテリーの特徴
ANKERのモバイルバッテリーの特徴は以下の通り。
- 用途に応じて選べる
- 安心の2年保証
用途に応じて選べる
ANKERのモバイルバッテリーはとにかく種類が多い。
その数50種類以上。
モバイルバッテリーをこんな大量に出している変態企業はANKERしかない。(最大限の誉め言葉)
だから用途に応じて、ワイヤレス充電対応や、コンセント一体型といったモバイルバッテリーを選ぶことができる。
安心の2年保証
ANKERのモバイルバッテリーが最強な理由は、2年間の保証に対応しているところ。
ANKERはこれが強すぎる。
モバイルバッテリーは何回も使っていると、接続不良が起こったり、膨張したり不具合が起こることがある。
ANKERならそういった不具合品も2年以内であれば、無償交換してくれる可能性が高い。
ANKERの小型・軽量モバイルバッテリーの比較
ANKERの小型・軽量モバイルバッテリーを以下にまとめた。
PowerCore III 5000 | 321 Power Bank | 621 Magnetic Battery | 622 Magnetic Battery | MagGo Power Bank(5000mAh) | Nano Power Bank(Lightning) | Nano Power Bank(USB-C) | 511 Power Bank(5000) | 511 Power Bank (30W) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
価格 | 3,490円 | 3,490円 | 5,990円 | 6,490円 | 4,990円 | 3,990円 | 3,490円 | 4,990円 | 5,490円 |
カラー | ブラック ホワイト ピンク グリーン パープル | ブラック ホワイト | ブラック ホワイト ブルー グリーン パープル | ブラック ホワイト ブルー グリーン パープル | ブラック ホワイト | ブラック ホワイト ブルー ピンク パープル グリーン | ブラック ホワイト ブルー パープル グリーン | ブラック ホワイト ブルー ピンク | ブラック ホワイト ブルー ピンク グリーン パープル |
2台同時充電 | |||||||||
ワイヤレス充電 | |||||||||
スタンド | |||||||||
端子一体 | |||||||||
充電器兼用 |
PowerCore III 5000
PowerCore III 5000は薄型のモバイルバッテリー。
カラーバリエーションはブラックとホワイトの2種類だったんだけど、最近ピンク、グリーン、パープルの3種類が追加された。
A1217011 ブラック | |
A1217021 ホワイト | |
A1217N51 ピンク | |
A1217N61 グリーン | |
A1217NV1 パープル |
ANKERの小型・軽量モバイルバッテリーの中でも薄く、その厚さは14mm。
重さも113gでモバイルバッテリー最軽量レベル。
シンプル・イズ・ザ・ベストのスタンダードな5000mAhモバイルバッテリー。
私も1年以上このモバイルバッテリーを使っており、毎日仕事に行くときも、フェスやキャンプに行くときも必ず持って行く。
ワイヤレス充電MagSafeには対応してないんだけど、エレコムの0.1mケーブルを使えば、それっぽく使える(笑)
321 Power Bank (PowerCore 5200)
Anker 321 Power Bankは偏平形のモバイルバッテリー。
カラーバリエーションはブラックとホワイトの2種類。
A1112011 ブラック | |
A1112021 ホワイト |
PowerCore III 5000と比べて、厚くなった代わりにコンパクトになってる。
重さはPowerCore III 5000より若干重くて132gある。
重くなった分、200mAhだけPowerCore III 5000より容量アップしてるんだけど、誤差だから気にしなくていい。
USBポートもUSB-AとUSB-Cが1つずつあって同じ。
まじで兄弟。
622 Magnetic Battery
622 Magnetic Batteryはワイヤレス充電に対応した5000mAhのモバイルバッテリー。
スタンドがない621 Magnetic Batteryもある。
カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ブルー、グリーン、パープルの5種類。
A1614011 ブラック | |
A1614021 ホワイト | |
A1614031 ブルー | |
A1614061 グリーン | |
A16140V1 パープル |
シリーズ史上最も薄い11.5mmの厚さで、持ち運びも楽々。
マグネット式ワイヤレス充電機能を搭載し、外出時にケーブルを使わずにMagSafe対応iPhoneへ充電が可能。
MagSafe(マグセーフ)はAppleが開発した、磁石でデバイスとアクセサリをぴったりと接続する技術。12以降のiPhoneには標準装備されている。
ワイヤレス充電なので、ケーブルと比べると充電速度は落ちるけど、ケーブルを持ち運ぶ必要がないのが最大のメリット。
自立するスタンドもあるので、机の上に置いて、動画を観たり、料理のレシピを見たりという使い方もできる。
MagGo Power Bank (5000mAh, 7.5W, Stand)
MagGo Power Bank (5000mAh, 7.5W, Stand)はワイヤレス充電に対応した5000mAhのモバイルバッテリー。
カラーバリエーションはブラックとホワイトの2種類。
A1618N11 ブラック | |
1618N21 ホワイト |
622 Magnetic Batteryと同じスタンド付きのワイヤレス充電モバイルバッテリーでありながら、2,000円も安くなり、スタンドの角度調節も可能になった。
さらに622 Magnetic Batteryよりも少しだけコンパクトになったことで、手で持ちやすくなってるのも嬉しいポイント。
今から買うならMagGo Power Bank (5000mAh, 7.5W, Stand)がおすすめ。
Nano Power Bank (12W, Built-In-Lightning Connector)
Nano Power Bankはライトニング端子一体型のモバイルバッテリー。
カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ブルー、ピンク、パープル、グリーンの6種類。
A1645011 ブラック | |
A1645021 ホワイト | |
A1645031 ブルー | |
A1645051 ピンク | |
A16450V1 パープル | |
A1645061 グリーン |
ライトニング端子が内蔵されているからケーブル不要なんだけど、ライトニング端子以外のものは充電できない。
iPhone特化型のモバイルバッテリーになってる。
重さは99gで、5000mAhのモバイルバッテリー最軽量。
またケーブルが必要ないのに加え、ワイヤレス充電と比べて速く充電できるのがメリット。
最新のiPhone15でも使えるUSB-Cバージョンもある。
511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)
511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)はモバイルバッテリーとUSB急速充電器が合体したFusionシリーズのスティックタイプ。
カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ブルー、ピンクの4種類。
A1633N13 ブラック | |
A1633023 ホワイト | |
A1633033 ブルー | |
A1633N53 ピンク |
デザインはかわいくていい感じ。
モバイルバッテリーって薄くて平らなイメージが強いけど、リップスティック型になっていて女性でも使いやすいデザインになっている。
ACプラグがついているから、コンセントに直接差し込んで充電できるし、このままケーブルをつないでデバイスを充電することもできる。
なんだけど、写真の向きでしかコンセントプラグに刺さらないから、せまいところや角にあるコンセントプラグだと周囲に接触して使えない可能性がある。
次に紹介する511 Power Bank(PowerCore Fusion 30W)ならそのデメリットが解消されているから、こだわりがなければ511 Power Bank(PowerCore Fusion 30W)がおすすめ。
511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)
511 Power Bank(PowerCore Fusion 30W)は511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)の後継機種。
カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ブルー、ピンク、グリーン、パープルの6種類。
A1634N11 ブラック | |
A1634N21 ホワイト | |
A1634N31 ブルー | |
A1634N51 ピンク | |
A1634N61 グリーン | |
A1634NV1 パープル |
コンセントプラグとUSB-Cポートの向きがが改善されたことで、コンセントとの干渉がなくなった。
言葉では説明しにくいから、写真を見てほしい。
前モデルはUSB-Cポートが下向きについているせいで、もうひとつのコンセントに接触して使えないことがあったんだけど、新モデルはUSB-Cポートが反対についているから接触することがなくなった。
前モデル511 Power Bank(PowerCore Fusion 5000)と新モデルPower Bank(PowerCore Fusion 30W)は名前も見た目も似てるから、購入するとき間違えないように注意だ。
デザインが前モデルじゃないと絶対無理とか、よほどの理由がない限りPower Bank(PowerCore Fusion 30W)を選ぶように。
【まとめ】ANKER最強
ANKERといえばモバイルバッテリー、モバイルバッテリーといえばANKER。
特にANKERの小型・軽量の5000mAhモバイルバッテリーはラインナップが充実していて、自分に合ったものが見つかる。