私は2020年から3年以上AirPods Proの第一世代を使っている。
AirPods Proの第一世代はは非常に完成度の高いワイヤレスイヤホンだから2024年現在も使っている人は多いと思う。
だけど2020年10月以前に製造された一部のAirPods Proにノイズが発生することがあるみたい。
対象のAirPods Proを使っている場合、Apple Storeで無償交換してくれる可能性がある。
私もノイズが出るようになってしまったので2023年に入ってからApple Storeに持って行き無償交換してもらった。
この記事では、どのようなノイズが発生するようになったかと無償交換までの流れを解説する。
Apple Storeに持ち込む際の注意点も解説するから最後まで読んでほしい。
ノイズが発生するようになったAirPods Pro
AirPods Proにノイズが入るようになった経緯を説明する。
2020年2月にプレゼントでもらった
AirPods Proは2020年の2月に誕生日プレゼントでいただいたもの。
初めてAirPods Proでノイズキャンセリングしたときの静寂に感動したのを今でも覚えてる。
2022年頃から歩いたり触ったりすると雑音が入るようになった
具体的な日付は忘れたけど、いつからか左耳のAirPods Proに雑音が入るようになった。
左耳だけで右耳は問題なかった。
どのような雑音が入るようになったかというと、初めの頃は歩いているときに歩くリズムに合わせてノイズがザッザッザッ…と入るようになった。
触ってもザッとノイズが入るから、イヤホンに振動が加わると内部の電子機器に悪さをしているのだと思う。
でもしばらく放っておくとノイズが落ち着いてくるから、「なんか調子悪いのかなあ」というような感じだった。
2022年末にずっと雑音が入るようになった
2022年の秋ごろから装着してしばらくするとおさまっていたノイズが自然におさまらないようになってきた
さらに2022年末には常に左耳のAirpods Proから雑音がザァーーと入るようになり、いよいよまともに使えなくなった。悲しい。
AirPods Proの雑音問題についてAppleの見解
Appleの公式ホームページに以下の記載がある。
ごく一部の AirPods Pro に音の問題が起きる可能性があることが判明しました。この問題が確認されているのは、2020年 10月より前に製造された AirPods Pro です。
対象となる AirPods Pro には以下の症状 (いずれかまたは両方) が見られることがあります。
- AirPods Pro から異音 (「パチパチ」という音など) がして、周囲の騒音が大きい時、運動中、または通話中にそれが大きくなる。
- アクティブノイズキャンセリングが正常に機能しない。たとえば、低音が欠落したり、背景音 (街頭や飛行機の騒音等) が大きくなるなど。
Apple や Apple 正規サービスプロバイダでは、対象となる AirPods Pro (左右のいずれか、または両方) の無償修理サービスを実施いたします。
注:上記以外の AirPods モデルは本プログラムの対象外です。
Appleの公式ホームページ
特定の時期に製造されたAirPods Proにノイズ問題があることはAppleも認識済み。
私のAirPods Proは1つ目の症状に該当するのかな。
上記の症状に心当たりがある人は無償交換してもらえる可能性が高い。
2023年1月にApple Storeで無償交換してもらった
AirPods Proを無償交換してもらうべくApple Storeに行ってきたからその体験談を書いていく。
Apple Storeアプリで来店予約
Apple Storeの来店予約はサポートアプリから可能。
休みの日は予約が混み合っているから早めに予約した方がいい。
手順は下記の通り。
サポートアプリのホーム画面で「AirPods」を選択し、サポートトピックで「オーディオとサウンド」をタップ。
記事から「AirPods Pro(第一世代)から異音(「パチパチ」という音など)がする」をタップ。(ない場合は「すべて表示」から探してください)
写真右の画面で「AirPods Priの音の問題に対する修理サービスプログラム」を選択すると、修理サービス手続きの選択画面に移るから画面の指示に従って予約を進める。
Apple Store京都店に来店
たまたま京都に用事があったから京都のApple Storeに行ったんだけど、2023年1月の年始ということもあり店内は激込み。
予約して行ったのにスタッフさんに対応してもらうまで30分程度かかった。
まず簡単に故障の症状など聞かれたから、「左耳のイヤホンから雑音がする」と伝えて、詳細な検査をするということでAirPods Proをスタッフに預けた。
このとき雑音がするのは左耳だけだったけど、両耳のイヤホンと充電ケースを預けることになった。
さらに確認されたのは検査をした上で無償交対象外になったときの対処方法。
具体的に言うと、そのまま持って帰るか片耳だけ(もしくは両耳)新しいAirPods Proに買い替えるかということ。
無償交換できない場合のことを考えていなかったからとっさに、「新しいAirPods Proに買い替えます」と言ってしまった。
これは後からミスったなと思った。
というのもそこまでイヤホンの交換を急いでいたわけではなかったから、後から冷静に判断するのが賢い。
AirPods Pro第二世代は39,800円もするから、突然の出費としては痛すぎる。
帰ってから楽天で買うなり、他の安いイヤホンを買うなりした方がいい。
ノイズテストに1時間程度かかる
店の奥で詳細な検査をするということでどんな検査が聞いてみたところ、AirPods Proのノイズを測定する専用の機械があり、それを使って不具合を確認するそう。
ただその検査に1時間程度かかると言われた。
店舗が混み合っていたからというのもあるかもしれないけど、そんなに検査に時間がかかるんだと驚いた。
他の人の無償交換体験記を読んでも30分~1時間はかかるみたいだから時間に余裕をもっておいた方がいい。
AirPods Proを受け取りに再来店
待ち時間の間に京都河原町をブラブラして、ちょうど1時間後にApple Storeに戻った。
無償交換か39,800円で新品購入かの運命の分かれ道だったので内心ドキドキしていたんだけど、結論を言うと両耳とも無償交換してくれた。
ノイズの以上は左耳だけだと思っていたけど、右耳も異常があったらしく両方新品になった。
さすが俺たちのApple。
受け取ったのは新品の両耳のAirPods Pro、元々使っていた充電ケース、新しいイヤーチップ。
ケースも傷ついたり汚れたりしていたから交換してほしかったんだけどさすがにダメだった(欲張んな)。
ちなみに元々使っていた両耳のイヤホンは返ってこないから注意。
新しいAirPods ProをiPhoneと接続
新しいAirPods ProになったからiPhoneとつなぎ直す。
無事に音が聞こえれば完了。
長らくノイズがあることが当たり前になっていたけど、久しぶりにノイズのないAirPods Proを使ってみて。初めてAirPods Proを使ったときの感動を思い出した。
AirPods Proを無償交換に持って行く際の注意点
私の体験談をもとにAirPods Proを無償交換に持って行く際の注意点を3つ解説。
- 3年以上経ったら無償交換対象外
- Apple Storeに来店する際は後の予定をあけておく
- 無償交換対象外になった場合のことを考えておく
3年以上経ったら無償交換対象外
もしAIrPods Proの第一世代を使っていて、ノイズがするならすぐにApple Storeに持って行った方がいい。
というのもAppleが実施している「AirPods Proの音の問題に関する修理サービスプログラム」がいつ終了してもおかしくないから。
Appleの公式ホームページには下記の記載がある。
本プログラムは、対象となる AirPods Pro に対し、その最初の小売販売日から 3 年間適用されます。
Appleの公式ホームページ
AirPods Proの第一世代発売日が2019年10月だから、発売当初に店頭に並んだ製品なら保証期間は2022年10月までですでに終了していることになる。
タイムリミットが迫っていると言えるから異常を感じたらすぐにApple Storeに行くことをおすすめする。
Apple Storeに来店する際は後の予定をあけておく
Apple Storeは休日に行くと常に混んでrる。
時間を指定して来店予約してもけっこう待たされる。(私は30分弱待たされた)
そこからイヤホンの検査に30分~1時間程度かかるから、最大1時間半はかかる覚悟をしておいた方がいい。
フラッと来店してすぐに交換してもらえるわけではないから、後の予定はあけておいた方が無難。
無償交換対象外になった場合のことを考えておく
異常のあるAirPods proをApple Storeに持って行くと、検査をしたうえで無償交換対象外になった場合の対処を聞かれる。
具体的に言うと、そのまま持って帰るか片耳だけ(もしくは両耳)新しいAirPods Proに買い替えるか聞かれる。
ここで無償交換対象外になった場合はその場で買い替えない方が賢明。
理由は後から楽天のセールで買ったり、他の安いワイヤレスイヤホンを購入したりする方がお得だから。
私は買い替えるかどうか聞かれて少し焦ったから、事前に無償交換対象外になった場合の対処を考えておこう。
無償交換対象外になったときの対処法
無償交換対象外になったときの対処法を3つ紹介します。
- 新しいAirPods Proを購入する
- AirPodsを購入する
- 他の完全ワイヤレスイヤホンを購入する
新しいAirPods Proを購入する
やはりAirPods ProはiPhoneとの接続相性とノイズキャンセリングが魅力。
無償交換できないのならこの際AirPods Pro第二世代にしてしまおうというのはアリ。
ただしApple Storeの店舗で買うより楽天のお買い物マラソンやスーパーセールのときに買った方がお得。
AirPodsを購入する
ノイズキャンセリングはないけど、AirPodsはiphoneとの相性抜群。
価格も第三世代であればAirPods Proより1万円、第二世代であれば2万円程度安くなる。
他の完全ワイヤレスイヤホンを購入する
おすすめなのが他の完全ワイヤレスイヤホンを購入すること。
個人的にはHUAWEI FreeBuds 5iがおすすめ。
見た目はAirPods Pro第一世代とそっくり。
価格は11,800円とAirPodsシリーズと比べるとかなり安め。
それでもノイズキャンセリングや外音取り込み搭載で音質も非常にいい。
最近のイヤホンは低価格でも性能がいいものが多いから、AirPodsが高すぎると思う人はこの際乗り換えるのは大いにアリ。
以下の記事で紹介している1万円以下のワイヤレスイヤホンもおすすめ。
【まとめ】ノイズが入るなら早めに持って行った方がいい
2023年入ってからでもAirPods Proを無償交換してもらえた。
いつ無償交換サービスが終わるか分からないので、もしAirPods Proにノイズが入るなら早めに持って行った方がいい。
では、バイぜ。