骨伝導イヤホンといえばネックバンド型が主流だけど、左右独立の骨伝導イヤホンがあるのを知ってた?
それがBoCoから出ているPEACE SS-1という骨伝導イヤホン。
今回ようやくゲットしたからレビューしていく。
参考:BoCo公式ホームページ
【結論】コンセプトはおもしろいけど…
結論から言うと、PEACE SS-1は良くも悪くも普通。
左右独立の骨伝導イヤホンって珍しいから、コンセプトはおもしろいんだけど、やっぱり骨伝導イヤホンの特性上、左右独立型だと音質が落ちる。
防水性が高いというメリットがあるけど、明らかなメリットはそれくらいで、基本的には空気伝導のオープンイヤーイヤホンの方が優秀。
ということでこの記事の最後で、空気伝導のおすすめオープンイヤーイヤホンを2つ紹介する。
BoCoはどこの国のブランド?
BoCoは東京都に本社を置く日本の会社。
日本の自社工場で、骨伝導イヤホンの肝である振動子を作り、本体は日本と中国で作っている模様。
BoCo PEACE SS-1の概要
イヤホン | PEACE SS-1 |
---|---|
ブランド | BoCo(ボコ) |
発売日 | 2022/8/22 |
価格 | 21,780円 |
重さ | イヤホン:7.5g 充電ケース:56g |
サイズ | イヤホン:27×30×30mm 充電ケース:38×77×44mm |
充電時間 | イヤホン:50分 充電ケース:100分 |
使用時間 | イヤホン単体:8時間 ケース併用:24時間 |
充電ポート | USB-C |
防塵防水性能 | IPX7 |
Bluetooth | 5.2 |
通信距離 | 10m |
コーデック | SBC aptX Adaptive |
プロファイル | A2DP AVRCP HFP HSP |
カラーバリエーション
PEACE SS-1のカラーバリエーションはブラックとホワイトの2種類。
ブラック | |
ホワイト |
左右独立の骨伝導イヤホン
骨伝導イヤホンといえばネックバンド型が主流だけど、PEACE SS-1は左右独立。
左右独立の骨伝導イヤホンはかなり珍しい。
イヤーカフ型
PEACE SS-1はイヤーカフ型のオープンイヤーイヤホン。
イヤーカフ型は耳掛け型よりファッション性が高いのがメリット。
PEACE SS-1の発売日
PEACE SS-1の発売日は2022年8月22日。
PEACE SS-1の価格
PEACE SS-1の価格は21,780円。
ブランド/製品 | 価格 |
---|---|
SOUNDPEATS GoFree2 | 7,880円 |
ANKER AeroFit | 16,990円 |
BoCo PEACE SS-1 | 21,780円 |
ANKER AeroFit Pro | 22,990円 |
SHOKZ OpenFit | 24,880円 |
HUAWEI FreeClip | 27,800円 |
BoCo PEACE SS-1のレビュー
ここからは実際に使ってみたレビューをしていく。
デザインは悪くない
PEACE SS-1はイヤーカフ型でおしゃれ。
イヤホンの外側はラメが入っていて、光が当たるとキラキラ反射する。
ケースも同じようにラメが入っていて宇宙みたい。
あとPEACE SS-1はブランドロゴがいいね。
「boco」のロゴが〇が4個並んでいておしゃれ。
軽くて快適な装着感
PEACE SS-1はかなり快適。
イヤーカフ型だから耳の軟骨に挟んで使うわけだけど、挟む力が強すぎることもなく、それでいてズレることもなく快適な装着感だった。
オープンイヤーイヤホンで重要なのが装着感だから、その点はポイント高い。
振動が小さい
骨伝導イヤホンで気になるのが振動。
PEACE SS-1は振動が小さいから、よくある骨伝導イヤホンと比べると快適。
防水性が高い
PEACE SS-1がSHOKZとかHUAWEIの左右独立のオープンイヤーイヤホンに明確に勝っているのが防水性が高いこと。
IPX7あれば水没しても問題ない。
これは骨伝導イヤホンの強みだ。
空気伝導のイヤホンは穴が空いてるから水没すると内部に水が浸入して壊れる危険がある。
音質は普通
PEACE SS-1の音質は普通、
骨伝導イヤホンでよくある音のこもりは気にならなかったし、むしろボーカルとか高音はクリアーだと思った。
ただ低音はやっぱり弱いし、迫力はあまり感じない。
カスタマイズ性がない
カスタマイズ性がないのもつらいところ。
ここで言うカスタマイズ性というのは、アプリでイコライザーや操作の割り当てを変更すること。
今どきのワイヤレスイヤホンはカスタマイズできたり、ファームウェアをアップデートできたりするものも多いんだけど、PEACE SS-1はまったくない。
左右独立のオープンイヤーなら空気伝導がおすすめ
個人的には左右独立のオープンイヤーイヤホンなら空気伝導の方がいいと思ってる。
ということでおすすめのオープンイヤーイヤホンを紹介する。
HUAWEI FreeClip
PEACE SS-1と同じイヤーカフ型のイヤホン。
FreeClipはデザインが良すぎるのと、低音がしっかり出るのがメリットで、逆にデメリットはほとんどないから、イヤーカフ型のイヤホンが欲しいなら絶対これ。
SHOKZ OpenFit
PEACE SS-1と違う耳掛け型のイヤホン。オープンイヤーのパイオニアSHOKZが作った最高傑作。
OpenFitは音に包まれている感覚が強くて、ライブハウスやコンサートホールにいるような感覚を楽しめる。
他のオープンイヤーイヤホン
PEACE SS-1とFreeClip、OpenFit含め、他のオープンイヤーイヤホンは以下の記事で紹介しているから参考にしてほしい。
【まとめ】左右独立の骨伝導イヤホンは難易度高め
骨伝導イヤホンばかり作ってきたSHOKZが左右独立のOpenFitだけ空気伝導にしたのは、「左右独立の骨伝導イヤホンは技術的に難易度が高い」と判断したからに他ならないと思ってる。
それに果敢に挑んでるBoCoはすごいと思うけど、やはり空気伝導にはまだ及んでいない。
いつか空気伝導を脅かすような左右独立の骨伝導イヤホンが生まれたらおもしろい。
では、バイぜ。